研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[筋萎縮性側索硬化症(ALS)と超低周波(ELF)磁界:SOD-1トランスジェニックマウスモデルでの研究] med./bio.

Amyotrophic Lateral Sclerosis (ALS) and extremely-low frequency (ELF) magnetic fields: A study in the SOD-1 transgenic mouse model.

掲載誌: Amyotroph Lateral Scler 2009; 10 (5-6): 370-373

この研究は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症に対してあるかも知れない超低周波磁界(ELF MF)の影響を、ALSモデルマウスであるトランスジェニックマウス(G93A 変異 SOD1 遺伝子組換えマウス:SOD1G93A マウス)を用いて評価した。このモデルマウスは、生後90日付近で発症し,140日までに死亡する。ALSの臨床症状発現する前に、1群あたり7匹のマウスに、2種類の強度(100および1000 μT(rms))で50 Hzの磁界へのばく露を与えた。ばく露は7週間続き、体重、運動能力、寿命を監視した。その結果、このトランスジェニックマウスモデルにおいて、ELF MFばく露とALSとの関連の証拠は何も得られなかった、と報告している。

研究目的(著者による)

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症に対して生じるかも知れない超低周波磁界の影響を、トランスジェニックマウスモデルを用いて評価した。

詳細情報

ALSの臨床的兆候の開始前に、各群7匹ずつのマウスを2つの強度の50Hz磁界ばく露した。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 2 hr/day, 5 day/week for 7 weeks

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
ばく露時間 continuous for 2 hr/day, 5 day/week for 7 weeks
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 two sets of Merrit coils; mice placed in a 25 cm x 20 cm plastic cage in the center of the coil system; field uniform within 5 % inside the cage;
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 100 µT effective value 測定値 - -
磁束密度 1,000 µT effective value 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露中
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

このトランスジェニックマウスモデルでのデータは、超低周波磁界ばく露とALSとの関連についての証拠を明らかにしなかった。

研究の種別:

研究助成

関連論文