研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[50 Hz電磁界ばく露下でのヒトヘモグロビン水溶液でのトレハロースの生体防御効果に関するFTIR分光法研究] med./bio.

FTIR spectroscopy studies on the bioprotective effectiveness of trehalose on human hemoglobin aqueous solutions under 50 Hz electromagnetic field exposure.

掲載誌: J Phys Chem B 2010; 114 (37): 12144-12149

研究目的(著者による)

ヘモグロビンタンパク質構造及び二糖類の生体保護効果に対する超低周波電磁界の影響を調べること。

詳細情報

健康なドナーからの)3つの異なるヘモグロビン水溶液サンプルを50Hz電磁界(また、50mg/mlのスクロースまたはトレハロース)にばく露し、ばく露の3時間後に測定を実施した。

タンパク質は、FTIR分光法(赤外線分光法)で異なる振動帯を生じる異なる構造(例:ベータシート及びアルファらせん構造は典型的な二次的タンパク質構造)に存在する。ペプチドまたはタンパク質バックボーンの振動に由来する異なるアミド帯は、タンパク質振動スペクトルの特徴である。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 3 h

General information

Hemoglobin was investigated i) in aqueous solution ii) in the presence of sucrose iii) in the presence of trehalose

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
ばく露時間 continuous for 3 h
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 couple of Helmholtz coils; uniform field at the center of the coil distance, where the samples were placed
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 1 mT - 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

超低周波電磁界ばく露ヘモグロビン赤外線振動帯に影響した。アミドI領域におけるアルファらせんの量に関するベータシートの相対的増加等の幾つかの変化が辛うじて認識できたが、水中及びスクロース水溶液中の両方のヘモグロビンには、ばく露の3時間後にアミドA帯の強度の明確な減少が認められた。対照的に、超低周波電磁界はトレハロース溶液中のヘモグロビンの赤外スペクトルには影響しなかった。このことは、トレハロース等の二糖類には超低周波電磁界に対する保護作用があるかも知れないという仮説を支持している。

研究の種別:

研究助成

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