研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[超低周波電磁界への長期ばく露はラットの内分泌及び膵臓の構造に影響する] med./bio.

Prolonged Exposure to Extremely Low Frequency Electromagnetic Field Affects Endocrine Secretion and Structure of Pancreas in Rats.

掲載誌: International Journal of Zoological Research 2011; 7 (4): 338-344

この研究は、ラット内分泌機能およびと膵臓の構造に対する超低周波磁界(ELF-MF)の影響を評価した。成獣の雄ウィスターラットに、50 Hz、1 mTのELF-MFソレノイドコイルからの発生磁界)へのばく露を、1日24時間で135日間継続した。比較のために、擬似ばく露群およびケージ対照群を用意した。ばく露終了後に血液を採取して、血漿中のインスリングルカゴン、およびグルコース濃度を測定した。膵臓組織を、光学顕微鏡法で検査した。その結果、EMFばく露群では、インスリンレベルが有意に上昇し、それに伴い膵島のサイズが増大した;また、ばく露群では、グルコースレベルが有意に低下したが、グルカゴンレベルは有意に変化しなかった、と報告している。

研究目的(著者による)

ラット膵臓内分泌機能及び構造に対する超低周波磁界への長期ばく露の影響を調べること。

詳細情報

ラット45匹をばく露群、偽ばく露群及び対照群に分けた。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 24 h/day on 135 days

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
ばく露時間 continuous for 24 h/day on 135 days
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
チャンバの詳細 100 cm x 100 cm x 35 cm open wooden box as exposure chamber
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 1 mT - 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

この結果は、ばく露群ではインスリンのレベルが上昇し、これが膵臓ランゲルハンス島の拡大に関連していることを示した。グルコースのレベルは低下したが、グルカゴンのレベルは有意に変化しなかった。

著者らは、超低周波磁界への長期ばく露膵臓の構造に影響力を及ぼすことでインスリン分泌に影響する、と結論付けている。

研究の種別:

研究助成

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