研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[精巣の生理病理学、精子パラメータ及びDNA健全性に対する電界のインパクト‐レスベラトロール[抗酸化物質の一種]の役割] med./bio.

The impact of electric fields on testis physiopathology, sperm parameters and DNA integrity-The role of resveratrol.

掲載誌: Andrologia 2018 [in press]

この研究は、ラット精巣組織における生理病理学的または形態学的変化に対する電界の長期的な影響を、レスベラトール(RES)が低減するかも知れないと仮定して調査を行った。雄のWistarアルビノラット32匹を、対照群電界ばく露群、電界ばく露+RES投与群、RES投与群(各8匹)に無作為に割付けた。マロンジアルデヒドMDA)、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼグルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)及び組織病理学的パラメータを精巣組織で評価した。精巣上体精子の数、運動性及びDNA損傷を調べた。総テストステロン卵胞刺激ホルモン黄体形成ホルモンエストラジオールおよび成長ホルモンのレベルを血漿サンプルで評価した。その結果、電界はMDAレベル、体重及びDNA損傷の統計的に有意な増加を生じた。精子の数および運動性の有意な低下が認められた。精巣組織病理学的検査では、間質組織での浮腫及び血管鬱血を伴う輸精管上皮での生殖細胞の減少が認められた。免疫組織学的検査では、アポトーシス細胞の数の増加が認められた。電界+RES群では、生化学組織病理学及び免疫組織化学的知見が部分的に改善された。これらの知見は、電界ラット精巣損傷し得ること、RESがその損傷を改善し得ることを示している、と著者らは結論付けている。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuously for 23 hours/day for 30 days

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • electric field
ばく露時間 continuously for 23 hours/day for 30 days
ばく露装置
ばく露装置の詳細 exposure system was built with parallel plates (2-mm-thick stainless chromium–nickel plate) with rounded edges to ensure field homogeneity; plates were placed at a distance of 65 cm across each other; animal cages were made of plastic not to disturb the electric field; cages were placed upright on a wooden base and in a parallel position; a cable was connected from the centre of the plate through the outer corner areas of the cage
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
電界強度 10 kV/m - 測定値および計算値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露後

研究助成

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