研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[超低周波電磁界の下での線虫におけるトリカルボン酸のサイクル及びプロスタグランジンE2の変化に対する酸化ストレス応答の関与] med./bio.

Coupling of oxidative stress responses to tricarboxylic acid cycle and prostaglandin E2 alterations in Caenorhabditis elegans under extremely low-frequency electromagnetic field

掲載誌: Int J Radiat Biol 2018; 94 (12): 1159-1166

この研究は、50 Hz、3 mTの超低周波(ELF)磁界ばく露に対する線虫[Caenorhabditis elegans]の生理学的応答を調べた。線虫を卵の段階から第四幼虫期(L4)までばく露した後、トリカルボン酸(TCA)サイクル酵素発現をqRT-PCR及びウェスタンブロット分析で調べた。2つの脂質代謝物をガスクロマトグラフィー質量分析(GC-MS)で検出した。活性酸素種ROS)レベルをジクロロフルオレセイン染色で検出し、線虫の抗酸化系を酵素活性分析で調べた(スーパーオキシドジスムターゼ及びカタラーゼの活性、ならびに総抗酸化能(T-AOC)の検出を含む)。その結果、ばく露条件ではTCAサイクル酵素のフマラーゼの発現の低下、アラキドン酸(ArA)及びプロスタグランジンE2(PGE2)の濃度の上昇、PGE2シンターゼ(PGES-2)の発現の上昇、ROSレベルの有意な上昇、T-AOCの有意な抑制が認められた。これらの結果は、50 Hz、3 mTのELF磁界ばく露線虫におけるTCAサイクル代謝及びPGE2産生の攪乱を生じ得ることを示しており、これはELF磁界による酸化ストレス応答が関係している、と著者らは結論付けている。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1:

ばく露1

主たる特性
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 3 mT - 測定値 - -

Reference articles

  • Shi Z et al. (2015): [超低周波電磁界ばく露下の線虫(Caenorhabditis elegans)におけるエネルギー代謝]

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露後

研究助成

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