研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[超低周波電界・磁界への職業ばく露とアルツハイマー病:メタ分析] epidem.

Occupational exposure to extremely low frequency electric and magnetic fields and Alzheimer disease: a meta-analysis.

掲載誌: Int J Epidemiol 2008; 37 (2): 329-340

【背景】アルツハイマー病(AD)の潜在的なリスク要因の中で、超低周波電磁界(ELF-EMF)をも含め職業ばく露が注目を浴びている。この問題について公表されている疫学研究を体系的に検討し、メタ分析を行った。【方法】研究は2006年4月に行った(PubMed、EMBASE, Cochrane Library、NIOSHTIC2を参考)。無作為影響によるメタ分析を使用してプール予測した。研究間に違いがあり、パブリケーションバイアスとなった。【結果】14件の研究(9件が症例-対照研究、5件がコホート研究)が基準を満たした。ADの診断基準に従い、ばく露定量的な推定を得た。プールした推定値は、症例-対照研究ではOR=2.03(95% CI: 1.38-3.00)、コホート研究ではRR= 1.62(95% CI: 1.16-2.27)でリスクの上昇が示唆された。コホート研究は男性のばく露リスクの増加が一定(RR=2.05; 95% CI: 1.51-2.80)している。量-反応関係の証拠はなく、パブリケーションバイアスは研究への影響は小さいことが示唆される。

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ばく露

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