<目的> ヒトリンパ球培養細胞HL-60に対する5種類のパターンのELF電磁界の影響をアクチン,ヒストンH2B及びc-mycDNAの合成が増加するか否かについて検討する. <方法> 図1に示すような波形の電磁界を20分間曝露する.RNA転写の変化はドットプロットハイブリデェゼーション(Dot blots hybridization)により測定. <結果および結論> 図2に示すような結果が得られた.(1) E-33(図1)のパターン以外の曝露でアクチン,ヒストン H2B,c-mycの成分のいずれもが有意に増加した.(2) 対称的な波形(CW60, CW72)において転写増加が最大の値を示した.(3) しかし,どの成分が特異的に有効なのかは決められなかった.
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