全ての参加者を、以下を含む複数の聴覚検査に取り込んだ:純音聴力検査、音声識別スコア、語音聴取閾値、インピーダンス聴力検査、歪成分耳音響放射(DPOAE)、聴性脳幹反応(ABR)、中間潜時反応検査。
携帯電話の慢性使用は1年超の使用と定義した。
グループ | 説明 |
---|---|
参照集団 1 | 携帯電話の非ユーザー:対照 |
集団 2 | GSMユーザー |
集団 3 | CDMAユーザー |
集団 4 | GSMユーザー、累積使用: < 3年 |
集団 5 | GSMユーザー、累積使用: > 3年 |
集団 6 | CDMAユーザー、累積使用: < 3年 |
集団 7 | CDMAユーザー、累積使用: > 3年 |
タイプ | 値 |
---|---|
参加者 | 183 |
GSM及びCDMA携帯電話ユーザーでは、対照群と比較して、歪成分耳音響反射(DPOAE)欠損の有意に高いリスクが認められた。彼らは、音声周波数閾値がより高く、中間潜時反応のNa 及び Pa 振幅がより低かった。携帯電話を3年超使用していた被験者には、3年未満使用していた人々と比較して、聴覚パラメータにおける変化の増加が認められた。生じたダメージは両側性で、ダメージの量はGSMとCDMAで同じであった。
著者らは、長期間の集中的なGSM及びCDMA携帯電話使用は蝸牛ならびに聴覚皮質のダメージを生じ得る、と結論付けている。
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