研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[染色体損傷修復の効率に対する低周波磁界の影響] med./bio.

Effect of low frequency magnetic field on efficiency of chromosome break repair.

掲載誌: Electromagn Biol Med 2020; 39 (1): 30-37

この研究は、出芽酵母のDNA二本差切断への細胞の応答とその修復を磁界ばく露下で調べた。ガラクトース含有培地上の細胞にHOエンドヌクレアーゼによって酵素的にDNA二本差切断を生じさせ、ヘルムホルツコイルで発生させた2.45 mTの正弦波50 Hz磁界への21日間ばく露下で修復プロセスを実行した。その結果、Pho91及びRmd5株において、非ばく露対照群と比較して、磁界ばく露下ではコロニー数がそれぞれ1.29倍及び1.5倍増加した。ばく露中のDNA二本差切断の修復動態については、Rmd5株では15日目にDNA修復がより増加した(55.56倍)が、Pho91株では増加は僅か(1.18倍)であった。これらの結果は、長期的な磁界ばく露はDNA修復活性を高め得ること、ならびに、二本差切断の部位とセントロメアからの距離との間に関連があるかも知れないことを示唆している、と著者らは結論付けている。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 2.45 mT - 測定値 - -
電界強度 1.44317 µV/m - 計算値 - -
SAR 1.88842 fW/g - 計算値 - -

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

調査の時期:
  • ばく露中
  • ばく露後

研究助成

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