研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[2つの異なる強度の低周波磁界にばく露されたウズラ胚とその胚体外血管網の形態計測的評価] med./bio.

Morphometric evaluation of Japanese quail embryos and their extraembryonic vascular networks exposed to low-frequency magnetic field with two different intensities

掲載誌: Electromagn Biol Med 2020; 39 (4): 403-410

この研究は、60 Hz磁界(0.16および0.65 mT)にばく露したウズラ(Coturnix japonica)の卵黄嚢膜の血管網における形態計測評価を実施した。合計30個の胚を10個ずつ、対照群、0.16 mTばく露群、0.65 mTばく露群に割付け、スケルトン化した血管網の画像について2つの方法(ボックスカウント次元(Dbc)および情報次元(Dinf))で分析した。また、体重、頭位置の長さ、体面積を評価した。その結果、血管網の画像分析および体重については群間に差は認められなかったが、0.65 mTばく露群の胚では成長(体面積および頭長さのパーセンテージ)の低下が認められた、と著者らは報告している。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 60 Hz
ばく露2: 60 Hz

ばく露1

主たる特性
周波数 60 Hz
タイプ
  • magnetic field
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 0.16 mT - 測定値 - -

ばく露2

主たる特性
周波数 60 Hz
タイプ
  • magnetic field
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
  • E1と同じ装置
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 0.65 mT - 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露後

研究助成

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