研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[プレインキュベートした白色Leghornニワトリ胚の脳の組織病理学及び構造に対する正弦波電磁界の影響] med./bio.

Effects of sinusoidal electromagnetic fields on histopathology and structures of brains of preincubated white Leghorn chicken embryos.

掲載誌: Electromagn Biol Med 2011; 30 (3): 146-157

研究目的(著者による)

ニワトリ胚の脳の組織病理学及び構造に対する正弦波磁界の影響を調べること

詳細情報

受精卵300個を3つのばく露群(各n=50)、対照群(n=75)及び偽ばく露群(n=75)に分けた。ばく露群の卵を3つの異なる強度でばく露した。(インキュベート後に)14日齢のニワトリ胚を殻から摘出し、脳を調査した。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 24 h before incubation

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 continuous for 24 h before incubation
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 42 cm long cylindrical coil with an inner diameter of 9.6 cm, an outer diameter of 11.5 cm and 980 turns of 2.5 mm diameter enameled copper wire; magnetic flux parallel to the long axis of the eggs; coil chamber ventilated
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 1.33 mT - - - -
磁束密度 2.66 mT - - - -
磁束密度 7.32 mT - - - -

Reference articles

  • Shams Lahijani M et al. (2009): [プレインキュベートしたWhite Leghorn種のニワトリ胚の肝臓に対する電磁界の影響についての組織病理学的及び超微細構造の研究]
  • Shams Lahijani M et al. (2007): [プレインキュベートしたニワトリ胚に対する50Hz電磁界の影響の光学及び電子顕微鏡研究]

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

この結果は、磁界にはニワトリ胚の脳細胞に対し、ばく露したニワトリ胚のアポトーシス細胞の数の増加及び脳組織変性による有害な影響があることを示した:ばく露した胚は、早期死亡及び重度の出血を示した。全てのばく露群で胃壁破裂が極めて一般的であった。ヘマトキシリン-エオシン染色では、ばく露した胚の脳の重度の変化が明らかになった(例:脳内のニューロン及び神経膠細胞異常な分布、炎症細胞の数の増加、血管破裂、損傷した赤血球細胞)。走査電子顕微鏡では、脳組織に侵襲した炎症細胞の存在を示した。

これらの知見は、磁界は異なるレベルで脳の損傷を生じることを示唆している。

研究の種別:

研究助成

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