研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[超低周波(50Hz、0.8mT)の磁界は骨芽細胞における細胞内カルシウムレベルの取り込みを生じ得る] med./bio.

Magnetic Fields at Extremely Low-Frequency (50 Hz, 0.8 mT) Can Induce the Uptake of Intracellular Calcium Levels in Osteoblasts.

掲載誌: Biochem Biophys Res Commun 2010; 396 (3): 662-666

この研究は、細胞内カルシウム([Ca2 +](i))に対する交流磁界の影響を調べた。骨芽細胞に50 Hz、0.8 mTの磁界ばく露を与え、細胞内カルシウムの濃度が変化するか否か、また、以前の理論的研究で予測された通り、そのような影響に「窓効果」があるか否かを調べた。その結果、50 Hz、0.8 mTの磁界骨芽細胞における[Ca2 +](i)の取り込み誘導することが示された;骨芽細胞における[Ca2 +](i)の特異的な窓効果についての実験的証拠が初めて示された、と報告している。

研究目的(著者による)

超低周波磁気あは細胞内カルシウムの濃度を変化させうるという仮説を検証し、また窓効果があるかどうかを調べるためのモデルとして、ラット骨芽細胞を用いた。

詳細情報

10個以上の細胞を最大10分間、同時にモニタした。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 15–100 Hz
Modulation type: pulsed
ばく露時間: continuous for 9 min. (90 s for each frequency)

ばく露1

主たる特性
周波数 15–100 Hz
タイプ
  • magnetic field
ばく露時間 continuous for 9 min. (90 s for each frequency)
Additional information the following frequencies were applied: 15 Hz, 20 Hz, 50 Hz, 60 Hz, 75 Hz, 100 Hz
Modulation
Modulation type pulsed
Duty cycle 7 %
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 pair of Helmholtz coils mounted on the objective stage of an inverted fluorescence microscope; coils with a diameter of 8 cm, made of 185 turns of 0.9 mm enameled copper wire; distance between the coils = 4 cm; cells placed between the coils
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 0.1 mT - 測定値 - -
磁束密度 0.5 mT - 測定値 - -
磁束密度 0.8 mT - 測定値 - -
磁束密度 1.1 mT - 測定値 - -
磁束密度 1.4 mT - 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露前
  • ばく露中

研究の主なアウトカム(著者による)

このデータは、50Hz、0.8mT磁界骨芽細胞におけるカルシウム取り込みを生じ得ることを示している(窓効果)。

研究の種別:

研究助成

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