研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[健常および糖尿病の生物の代謝に対する交流磁界の影響] med./bio.

Effects of alternating magnetic field on the metabolism of the healthy and diabetic organisms.

掲載誌: Braz. arch. biol. technol. 2004; 47 (5): 523-530

研究目的(著者による)

健康な及び糖尿病ラットの50Hz磁界への慢性ばく露が、代謝及び血液学的パラメータに及ぼす影響を調査すること。

詳細情報

糖尿病ラット糖尿病はステプトゾトシンの注射誘導した。ラット80匹を以下のグループに分けた(グループのサイズについての記述なし):1) 健康ラット、グループ2に対する偽ばく露;2) 健康ラット、5mT磁界ばく露;3) 健康ラット、グループ4に対する偽ばく露;4) 健康ラット、8mT磁界ばく露;5) 糖尿病ラット、グループ6に対する偽ばく露;6) 糖尿病ラット、5mT磁界ばく露

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 165 min/day for 3 weeks
ばく露2: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 165 min/day for 3 weeks

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
ばく露時間 continuous for 165 min/day for 3 weeks
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
チャンバの詳細 8 animals were kept in a plexiglas cage during exposure; rats were kept in seven separate, stainless steel cages
ばく露装置の詳細 plexiglas cage was placed in north-south oriented magnetic field, temperature of solenoid was always kept between 21-24°C
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 5 mT - - - groups 2 and 6

ばく露2

主たる特性
周波数 50 Hz
ばく露時間 continuous for 165 min/day for 3 weeks
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
  • E1と同じ装置
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 8 mT - - - group 4

Reference articles

  • Öcal I et al. (2004): [健常および糖尿病のラットから単離された胸部大動脈環の収縮および弛緩に対するAC磁界慢性ばく露の影響]
  • Itegin M et al. (1995): [ラットの横隔膜でのATPase活性と生物電気及び機械特性に対する直流磁界の効果]

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露中
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

全ての健康なグループ(1-4)では体重増加が見られたが、糖尿病グループ(5-6)では体重減少が見られた。総コレステロールはグループ5に対してグループ6(ばく露)で有意に低下し、トリグリセリドならびにグルコースのレベルも、グループ1に対してグループ2(ばく露群)で、またグループ5に対してグループ6(ばく露)で有意に低下した。グループ3及び4(ばく露)についての結果は示されていない(EMF-Portal編集部からの注記)。

著者らは、調査した50Hz磁界への健康な及び糖尿病ラット慢性ばく露には代謝に対する抑制作用がある、と結論付けている。

研究の種別:

研究助成

関連論文