研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[妊娠初期の電磁界放射の結果‐イン・ビトロでのブタの子宮筋からのアンドロゲン合成および放出] med./bio.

Consequences of electromagnetic field (EMF) radiation during early pregnancy - androgen synthesis and release from the myometrium of pigs in vitro.

掲載誌: Anim Reprod Sci 2020; 218: 106465

この研究は、胎児の着床前後の期間のブタから採取した子宮筋層のステロイド産生活性に対する、非電離電磁放射の影響を調べた。子宮筋スライスを電磁界(50 Hzおよび120 Hz、2および4時間インキュベート)で処理し、アロマターゼチトクロームP450 17α-ヒドロキシラーゼ/C17-20リアーゼ(CYP17A1)および3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ/Δ5-Δ4イソメラーゼ(HSD3B1)mRNA転写産物の量、チトクロームP450c17および3βHSDタンパク質の量、ならびにアンドロステンジオン(A4)およびテストステロン(T)の分泌について調べた。電磁界からの防護剤としてのプロゲステロン(P4)の機能を調べるため、一部のスライスをP4で処理した。P4なしでインキュベートしたスライスでは、50 Hzの電磁界はチトクロームP450c17タンパク質の量(4時間)、HSD3B1 mRNA転写産物の量(4時間)、A4放出(2時間)を変化させ、P4で処理したスライスではT放出(2時間)を変化させた。120 Hzの電磁界は、P4処理なしのスライスではA4放出(2時間および4時間)を変化させたが、P4処理ありのスライスではCYP17A1 mRNA転写産物の量(4時間)、3βHSDタンパク質の量(4時間)、A4放出(4時間)およびT放出(2時間)を変化させた、と著者らは報告している。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露2: 120 Hz

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露装置
Distance between exposed object and exposure source 5 cm
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 8 mT - - - -

ばく露2

主たる特性
周波数 120 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
  • E1と同じ装置
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 8 mT - - - -

Reference articles

  • Koziorowska A et al. (2018): [超低周波電磁界は子宮組織でのエストラジオール-17β(E2)の合成及び分泌に変化を生じる:イン・ビトロ研究]
  • Koziorowska A et al. (2016): [イン・ビトロでの松果体細胞生存率に対する50Hz、2.5mTの電磁界の影響]

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露後

研究助成

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