[ミトコンドリア/カスパーゼ依存性のアポトーシス経路はアルツハイマー病の神経細胞モデルに対する電力周波数電磁界の正の影響に役割を果たしている] temp.

The Mitochondria/Caspase-Dependent Apoptotic Pathway Plays a Role in the Positive Effects of a Power frequency electromagnetic field on Alzheimer's Disease Neuronal Model: Running tittle: The effects & mechanism of PF-MF on an AD neuronal model.

掲載誌: J Chem Neuroanat 2020; 109: 101857

この研究は、ラット褐色細胞腫(PC12)細胞を、神経成長因子NGF、50 ng/mL)およびアミロイドβ25-35(20 μmol/L)を用いたアルツハイマー病(AD)神経モデルに誘導し、電力周波数磁界(50 Hz、100 µT、24時間)へのばく露による形態学的構造、細胞の生存率アポトーシス率、およびアポトーシス関連タンパク質発現における変化を、それぞれ光学および電子顕微鏡、MTTアッセイ免疫組織化学フローサイトメトリならびに酵素結合免疫吸着法で調べた。その結果、磁界ばく露の3-12時間後、AD神経モデルにおいて病理学損傷部分的な改善、代謝活性の促進アポトーシスの阻害が認められた。加えて、磁界ばく露カスパーゼ-8、カスパーゼ-3およびCytCを有意に阻害したが、Bcl-2/Baxの比率を高めた。他方、磁界にはFasおよびTNFR1の発現への影響はなさそうであった。これらの結果は、AD神経も出るに対する電力周波数磁界の正の影響においては、ミトコンドリアカスパーゼ依存性のアポトーシス経路が重要な役割を果たしていることを示すものであり、電力周波数磁界ばく露にはADの治療に対して潜在的な価値があるかもしれないことを示唆しており、根底にある分子メカニズムを更に研究する必要がある、と著者らは結論付けている。

ばく露