研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[700MHzの1H-NMR研究は、50Hz正弦波磁界にばく露されたヒトK562赤白血球細胞におけるアポトーシス様の挙動を明らかにする] med./bio.

A 700 MHz 1H-NMR study reveals apoptosis-like behavior in human K562 erythroleukemic cells exposed to a 50 Hz sinusoidal magnetic field.

掲載誌: Int J Radiat Biol 2005; 81 (2): 97-113

研究目的(著者による)

本研究の狙いは、超低周波電磁界による最も微妙な損傷でさえ明らかにするため、ならびに可能性のあるアポトーシスの兆候を証明するため、1H-NMRを用いることができる可能性を調査することであった。

詳細情報

細胞全体、ならびにその過塩化抽出物を評価した。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 2 h
  • 磁束密度: 1 mT effective value (± 3% measurement accuracy)
ばく露2: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 2 h
  • 磁束密度: 5 mT effective value (± 3% measurement accuracy)

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 continuous for 2 h
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
  • cylindrical coils
ばく露装置の詳細 75 cm² tissue culture flasks containing K562 cells were placed in the center of the coils. The setup was maintained at 37°C. The magnetic field was parallel to the cells.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 1 mT effective value 測定値 - ± 3% measurement accuracy

ばく露2

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 continuous for 2 h
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
  • E1と同じ装置
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 5 mT effective value 測定値 - ± 3% measurement accuracy

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

1H-NMRで見つかった多くの代謝物における変動は、超低周波磁界ばく露された細胞の応答におけるアポトーシス様の挙動を明らかにしている。細胞に対する超低周波電磁界の影響を調査する上で、特にアポトーシスの初期段階の動態のより良い理解のため、1H-NMRは極めて有益であり得る。アポトーシス様の挙動を示唆する代謝物における変動は、より伝統的な技法で細胞アポトーシス性であると同定できない場合に生じる。

磁界ばく露細胞が死ぬかどうか、あるいはアポトーシスプロセスが逆転するかどうかは不明である。それでも、超低周波電磁界が非常に重要な方法で細胞に影響を及ぼすのは明らかである。これらの影響をより良く理解するため、更なる研究が必要である。

研究の種別:

研究助成

関連論文