研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[磁界にばく露されたCBAマウスの脳細胞に生じたDNA損傷] med./bio.

DNA damage induced in brain cells of CBA mice exposed to magnetic fields.

掲載誌: In Vivo (USA) 1999; 13 (6): 551-552
Journal partially peer-reviewed/unclear

DNA移動に関して、コメットアッセイを使用し、50 Hz・0.5mTの磁界(MF)を1日2時間5日間または14日間に渡りばく露したCBAマウスの脳細胞をを用いて実験を行った。1日2時間5日間磁界ばく露した群と対照群の間に違いは確認されなかったで、14日間に渡り磁界ばく露した群では細胞DNA移動の明らかな拡大が観察された(0. 02 <p <0.05)。これまでの研究と今回の結果を合わせると、磁界が脳細胞に対して遺伝毒性を有していると言える。

研究目的(著者による)

磁界ばく露がマウスの脳細胞にDNA損傷を生じ得るかどうかを調査すること。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 2 h, 5 days or 14 days

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 continuous for 2 h, 5 days or 14 days
Additional information magnetic field field applied in horizontal direction
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
  • quadro-pole coil
ばく露装置の詳細 Animals were housed (10 cages) in the region where the magnetic field uniformity was better than ± 10%.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 0.5 mT unspecified 校正 - -

Reference articles

  • Rannug A et al. (1993): [50 Hz磁界と既知の発がん物質の共ばく露によるラットの肝臓がんの研究]

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

磁界に2時間または5日間ばく露されたマウスには、対照との差は認められなかった。但し、14日間ばく露されたグループでは、細胞のDNA移動距離の有意な増加が認められた。
これらのデータは先行研究(関連論文を参照)の結果とあわせて、磁界には脳細胞遺伝毒性を生じ得ることを示している。

研究の種別:

研究助成

関連論文