研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[「マインツの電磁界の番犬」:電磁界へのばく露を原因と考える自己申告の健康不良についての監視プロジェクトからの結果] epidem.

The "Mainzer EMF-Wachhund": results from a watchdog project on self-reported health complaints attributed to exposure to electromagnetic fields.

掲載誌: Bioelectromagnetics 2006; 27 (4): 280-287

この研究は、「マインツのEMFの番人」と称する監視プロジェクトから得られた情報を分析した。このプロジェクトは、約400万人の住民に、電磁界EMF)へのばく露に起因すると自身が思う健康上の苦情を自己通知するシステムを提供した。オンラインでインターネットからダウンロードできる自己記入式質問票を用いて、2003年10月から2005年3月までに、192人がこのような健康障害を報告した。このうちの56 %の人が、自分自身を電磁過敏症(EH)に分類した。この自己分類の予測因子は、1つのEMF発生源でなく、すべての種類のEMFの影響を受けていること、および女性であることであった。平均して、EHと回答した人は、強い度合いの苦痛を報告し、その77%はすでに医師に助言を求めていた。インターネットベースの標準化された質問票は、影響を受けている人に、コンタクトを確立するために科学敵組織への直接リンクを提供する経済的な方法である。ただし、そのようなアプローチによって得られた研究ベースは、人口ベース有病率を推定するための代表値ではない。多数の回答者は、自身をEHとして分類せず、ばく露症状の間の非常に特異的な関連を報告しており、はっきり他と異なる、非常に興味深いグループを今後の研究に提供する可能性がある、と報告している。

研究の目的(著者による)

ドイツにおいて電磁界へのばく露を原因と考える自己申告の健康不良についての調査を実施した。

詳細情報

監視プロジェクト「マインツの電磁界の番犬」は、インターネットに基づく体調不良の自己通知システムを提供するものである。ユーザーは、個人的な質問、前月に経験した可能性がある30の症状のリスト、電磁界ばく露の潜在的発生源のリスト、過敏症の自己分類、医学的助言の求めを含むアンケートに回答することができた。

影響評価項目/リスク推定のタイプ

リスク推定のタイプ:

ばく露

ばく露評価

ばく露集団

グループ 説明
集団 1 全ての発生源へのばく露
集団 2 携帯電話基地局へのばく露
集団 3 携帯電話またはコードレス電話へのばく露
集団 4 電力線、電気製品または鉄道からの超低周波電界または磁界へのばく露

調査対象集団

調査規模

タイプ
参加者 205

結論(著者による)

192人が電磁界ばく露に関連した健康不良を報告した。そのうち56%が自身を電磁過敏症に分類し、単一の発生源ではなく、あらゆる種類の電磁界によって影響されると回答した。インターネットに基づくアンケートによって収集した研究ベースは、人口ベース罹患率の推定のための代表ではなかった。

研究助成

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