研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[携帯電話基地局から放射される電磁界と不定愁訴との関連に関する横断研究の結果] epidem.

[Results of a cross-sectional study on the association of electromagnetic fields emitted from mobile phone base stations and health complaints].

掲載誌: Umweltmed Forsch Prax 2010; 15 (3): 159-166

研究の目的(著者による)

携帯電話基地局から放射される電磁界へのばく露健康不良との関連を調査するため、ドイツにおいて横断的研究を実施した。

詳細情報

本研究の更なる詳細は、Blettner et al. (2009) and in Berg他、(2009) に発表されている。

以下の質問によって健康状態を評価した:ピッツバーグ睡眠質調査票頭痛インパクト検査、心身の不調のリスト(von Zerssenリスト)、SF-36健康調査。

界の合計の平均が0.1V/mを超える場合、ばく露されたと定義した。

影響評価項目/リスク推定のタイプ

リスク推定のタイプ:

ばく露

ばく露評価

ばく露集団

グループ 説明
参照集団 1 非ばく露:界の合計の平均 ≤ 0.1 V/m
集団 2 非ばく露:界の合計の平均 > 0.1 V/m

調査対象集団

調査規模

タイプ
合計 4,150
参加者 1,808
評価可能 1,326
統計学的分析方法:

結論(著者による)

寝室での電磁界の測定値は、ほとんどの症例において非常に低い値であることを示し、ドシメータの感度限界未満であることが頻繁にあった。携帯電話基地局へのばく露健康不良の発生との関連は認められなかったが、健康への悪影響を基地局のせいにすることと、健康不良の発生との関連は認められた。
著者らは、健康についての懸念と、健康への悪影響の原因と考えることを真剣に受け止めるべきであり、懸念する人々とのリスクコミュニケーションが必要である、と結論付けた。

研究助成

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