研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[脳の還元型グルタチオンに対する超低周波磁界およびアンフェタミンへのばく露の影響] med./bio.

The effects of exposure to extremely low-frequency magnetic field and amphetamine on the reduced glutathione in the brain.

掲載誌: Ann N Y Acad Sci 2005; 1048: 377-380

研究目的(acc. to editor)

ラットの脳の6つの領域における還元グルタチオン量に対する、超低周波磁界単独、またはD-アンフェタミン(1.5mg/kg)と組合せた連続ばく露の影響を調べること。

詳細情報

アンフェタミン還元グルタチオン量を増加させることができ、アンフェタミン酸化促進作用が報告されている。

4グループのラット(それぞれn=6)のうち2グループをばく露(残りの2グループは偽ばく露)し、ばく露(または偽ばく露)直後に、2グループ(ばく露及び偽ばく露)をD-アンフェタミンで処理した。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 7 day

General information

Rats were divided into four group (n=6/group), 2 groups were exposed to MF, the remaining two were sham exposed.

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
ばく露時間 continuous for 7 day
ばく露装置
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 0.5 mT unspecified 指定なし - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

磁界ばく露は、大脳皮質のみでグルタチオン有意な低減を生じた。アンフェタミン単独では、グルタチオン量を変化させなかった。超低周波電磁界ばく露後にアンフェタミンを投与した場合、電磁界ばく露によって生じた大脳皮質でのグルタチオン欠乏が完全に防止された。更に、「磁界ばく露アンフェタミン」で処理した動物では、他のグループ(偽ばく露電磁界ばく露単独、アンフェタミン単独)と比較して、脳幹及び小脳でのグルタチオン量が増加した。

このデータは、観察されたグルタチオン量の変化には生体モノアミンが関与していることを示している。この変化は調査した脳の部位において一様ではない。

研究の種別:

研究助成

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