研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[低強度の磁界への慢性ばく露は記憶の獲得および維持を改善する] med./bio.

Chronic exposure to low-intensity magnetic field improves acquisition and maintenance of memory.

掲載誌: Neuroreport 2008; 19 (5): 549-552

研究目的(著者による)

本研究は、ラットにおける空間学習及び記憶に対する超低周波磁界の影響を調べるために実施した。

詳細情報

体重160-180gの成獣の雄ラットが、5回の訓練セッション(1セッションは4試行)を受け、円形水迷路に水没した台の場所を学習した。1.5時間ごと、及び最後の訓練試行の24時間後に、短期的及び長期的な空間記憶の回復を調べるため、台を撤去したプローブ試行を評価した。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: 1 h/day or 4 h/day for 4 weeks

General information

rats were assigned to one of the three groups: 1) sham-exposure 2) daily exposure for 1 h 3) daily exposure for 4 h

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 1 h/day or 4 h/day for 4 weeks
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 pair of Helmholtz coils with a diameter of 80 cm and a coil separation of 40 cm; rats placed in the center of the coils
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 2 mT peak 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究の主なアウトカム(著者による)

超低周波磁界への慢性ばく露は、隠れた台を見つけるまでの時間を低減した。空間学習の回復に関しては、短期記憶への影響なしに長期記憶の改善が観察された。
これらの結果は、超低周波磁界への慢性ばく露は、ラットにおける空間記憶の獲得と維持に正の影響を惹起することを示している。

研究の種別:

研究助成

関連論文