研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (observational study)

[変圧器および配電所の労働者への遺伝毒性リスクに関するバイオモニタリング研究] med./bio.

A biomonitoring study of genotoxic risk to workers of transformers and distribution line stations.

掲載誌: Int J Environ Health Res 2009; 19 (6): 421-430

研究目的(著者による)

超低周波電界及び磁界への職業ばく露遺伝毒性リスクを調査するため、トルコのブルサ県にある変電所の作業者のグループ(n=55;技術者等32人(変電所内の作業者)及びオフィス作業者23人(変電所外の作業者))について、細胞遺伝学的モニタリング研究を実施した。

詳細情報

対照の17人は異なる労働人口の作業者または退職者、主婦、学生で構成。

全てのグループの人々は、年齢、性別、医療及び就労記録、飲酒及び喫煙習慣を含むアンケートに回答した。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: 19 years +/- 7 years

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • electric field
  • magnetic field
ばく露時間 19 years +/- 7 years
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
  • 154 KV - 380 KV power transmission lines
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
電界強度 130 V/m minimum 測定値 - outside the station
電界強度 8,310 V/m maximum 測定値 - outside the station
電界強度 300 V/m minimum 測定値 - inside the station
電界強度 15,000 V/m maximum 測定値 - inside the station
磁界強度 0.5 A/m minimum 測定値 - outside the station
磁界強度 1.7 A/m maximum 測定値 - outside the station
磁界強度 0.25 A/m minimum 測定値 - inside the station
磁界強度 17 A/m maximum 測定値 - inside the station

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露中
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

電気的作業者の染色体異常及び小核頻度は対照の人々よりも有意に高いようであった。ばく露群の染色体異常の頻度はばく露年数と共に有意に高かった。染色体異常及び小核のレベルに対する喫煙の影響は、対照群ばく露群で有意ではなかった。

このデータは、変電所での超低周波電磁界への職業ばく露に関係する作業者の末梢リンパ球における細胞遺伝学損傷有意な誘導を示している。

研究の種別:

研究助成

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