研究のタイプ: 疫学研究

[超低周波磁界へのばく露と小児がん:系統的レビューおよびメタ分析] epidem.

Exposure to extremely low-frequency magnetic fields and childhood cancer: A systematic review and meta-analysis.

掲載誌: PLoS One 2021; 16 (5): e0251628

この研究は、超低周波(ELF)磁界小児がんとの関連を、系統的レビューおよびメタ分析で評価した。3つのデータセットを2020年1月に検索した。ELF磁界ばく露レベルと小児がんとの関連についてメタ分析を実施した。合計33報の研究が同定され、そのうち30報(参加者186223人)をメタ分析に含めた。その結果、0.2 μT以上、0.3 μT以上、0.4 μT以上のELF磁界ばく露された子どもでは、[0.1 μT未満の子どもと比較して]小児白血病オッズ比OR)がそれぞれ1.26(95%信頼区間(CI)= 1.06–1.49)、1.22(95% CI = 0.93–1.61)、1.72(95% CI = 1.25–2.35)と高かった。小児脳腫瘍については、0.2 μT以上でOR = 0.95(95% CI = 0.59–1.56)、0.4 μT以上でOR = 1.25(95% CI = 0.93–1.61)であった。小児がん全体については、0.2 μT以上でOR = 1.10(95% CI = 0.70–1.75)、0.4 μT以上でOR = 2.01(95% CI = 0.89–4.52)であった。ELF磁界ばく露小児白血病については有意な関連が認められ、量‐反応関係の可能性も認められた、と著者らは結論付けている。

影響評価項目/リスク推定のタイプ

ばく露

ばく露評価

ばく露集団

グループ 説明
参照集団 1 magnetic field strength: ≤ 0.1 µT
集団 2 magnetic field strength: > 0.2 µT
集団 3 magnetic field strength: > 0.3 µT
集団 4 magnetic field strength: > 0.4 µT

調査対象集団

調査規模

タイプ
合計 186,233

研究助成

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